「40歳を超えてからというもの、お腹から下のお肉が気になる…。」
そんな悩みの尽きない今日この頃、地域のスポーツイベントで「ノルディックウォーキング」というスポーツに出会ったので参加してきました!
今回は40歳からでも始められる、簡単な全身運動「ノルディックウォーキング」について実際のところどうなのか調べてみました!
ノルディックウォーキングとは?
ノルディックウォーキングとは、フィンランド発祥のスポーツ。ポール(ストック)を持つウォーキングスタイルが特徴です。
元々はクロスカントリーの選手が夏場でも練習できるように考案されたスポーツですが、下半身だけでなく、ポールをもつ上半身や腕の筋肉を使う手軽な有酸素運動のため、最近では、子供からシニアの方、運動が苦手な方でも、簡単に全身運動ができるフィットネスウォーキングとして人気が高まっています。
ノルディックウォーキングはどこでするの?
ノルディック(Nordic)は「北欧の、北方の」という意味ですが、特に高い山に登ったり、地域が限定されることはありません。いつものウォーキングコースにポールを使うだけで、それが「ノルディックウォーキング」です。
必要なものは「ポール」だけなので、とても手軽にあまりコストを掛けずにフィットネスを始めることができるのも、ノルディックウォーキングの特徴です。
ノルディックウォーキングのポール(ストック)の名称と選び方
ポールは千円台で買える安いものから、1万円以上するものまであります。ただし、あまり安いものを使うと、ポールが重いものや、部品の取り付けが甘いものもあるので注意が必要です。
ポール選びのポイントは、ポールの長さ、ラバーチップの形、ストラップやグリップのフィット感、重さです。

ポールの名称と特徴
1、ストラップ
ストラップは、グリップの上のボタンを押すと取り外すことができます。取り外した状態で手に装着します。
ストラップは左右があるので、RとLのマークを確認し、緩すぎても締め付けすぎても良くないので、程よく手にフィットするようにしましょう。
ノルディックウォーキングでは、グリップをあまり握り締めるのは良くないとされていますので、手を開いてもマジックテープでストラップが離れないくらいの状態がおすすめです。
2、グリップ
手で握る部分です。グリップの上の部分からストラップを装着します。装着すると「カチッ」という音がします。
3、シャフト
LEKIのポールだと、5cmごとに目盛りが付いています。伸縮するのでストラップがおへその辺りにくるように調整します。(必ず左右の高さは同じになるようにしましょう。)
一般的にポールの長さは、身長×0.68が目安となっています。慣れてきたら少し長めにすると良いので、伸縮できるものを選ぶのがおすすめです。
4、ラバーチップ
メーカーによって呼び方が異なりますが、ポールの先の部分です。取り外しができ、平たいものなど、いろいろな種類があります。
アスファルト上でのフィットネスウォーキングに使う場合は、写真のような斜めのラバーチップを選ぶのがおすすめです。
短い方が前、長い方が後ろとなります。ストラップ側に長い方がに来るように、向きを調整してから歩きましょう。(柔らかい地面では、ラバーチップを外して歩きましょう)



ノルディックウォーキングの歩き方
フィットネスとしてのノルディックウォーキングの歩き方は、ポールを杖のように前につくのではなく、地面を斜め後ろに押しながら歩くのが基本です。
歩き方の手順
- ポールは握らず手は開いたままで、ポールを斜め後ろに引きずって歩く。
- ポールを意識せず、手を前後に振って歩く。
- 2でポールが地面に引っかかる位置があるので、その位置をポールでしっかり押し出しながら歩く。
- 手が前に来た時だけポールを握るようにする。後ろにある時は自然に開いた状態にして歩く。



ノルディックウォーキングの服装は?
ノルディックウォーキングの服装には、特に決まりはありませんが、ウォーキングのような動きやすい服装がおすすめです。
ノルディックウォーキングの資格は?
会場は、東京都、静岡県、埼玉県、大阪府、山口県などで開催され、インストラクター、上級インストラクター、マスタートレーナーの三種類の資格を取得することができます。
公認指導者について:http://www.jnwa.org/instructor
ノルディックウォーキングの方法のまとめ
ノルディックウォーキングについてご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?
ノルディックウォーキングは、ポールさえあれば、どんな人でも気軽にフィットネスができる手軽さが魅力です。
これから健康のために何かスポーツを始めたい方には特にお勧めの、全身を使う有酸素運動ですよ。